就労継続支援B型とは
○ 就労継続支援B型の概要
就労継続支援B型は、障害を有する方のうち通常の事業所に雇用されることが困難な方で、雇用契約に基づく就労が困難な方に対して、就労の機会や生産活動の機会の提供、その他の就労に必要な知識及び能力の向上のために必要な訓練等を行う福祉サービスです。事業所と雇用契約を結ばない「非雇用型」で、作業の対価である工賃をもらいながら、自分のペースで働くことができます。
○ 就労継続支援B型の主な対象者
- 就労経験がある者で、年齢や体力の面で一般企業への雇用が困難となった方
- 50歳に達している方または障害基礎年金1級受給者
- ①および②に該当しない者で、就労移行支援事業者等によるアセスメントにより、就労面に係る課題等の把握が行われている方
※ 上記に関する詳細は各自治体にお問合せ下さい。
○ 就労継続支援A型とB型の違い(みみずく耕房はB型です)
<就労継続支援A型の特徴>
A型では、利用者との間に雇用契約を結び仕事をしてもらいます。雇用契約が結ばれることで、最低賃金が保障され、社会保険への加入も義務付けられます。ただし、その分、勤務形態も一般企業に近く、ある程度の業務遂行能力も必要となってきます。平成29年度のA型の全国平均賃金は、月額74,085円でした。また、A型は利用対象者に年齢制限があり、原則18歳以上65歳未満とされています。
<就労継続支援B型の特徴>※みみずく耕房はB型です
B型では、利用者との間に雇用契約は結ばれません。そのため、非雇用型とも呼ばれます。平成29年度のB型の全国平均工賃は、月額15,603円でした。B型は雇用契約を結ばないため最低賃金の保障はありませんが、自分のペースでゆっくり、じっくり就労経験を積むことができます。また、B型は利用対象者に年齢制限もありません。